4年生　彫刻作品

理想の人物像の制作を目指すという研究目的のもと、『光』（将来性や希望といった言葉の比喩）をテーマに塑造表現を行い、和紙を素材に制作。２つの作品は対で、モデルの葛藤や苦悩を乗り越える前後、『光』-我流-は“過去”、『光』-憧憬-は“未来”を表現している。

 「光彩花」

立体　ジェスモナイト　縦900×横920×高さ220 

 「絢爛花」

立体　ジェスモナイト　縦1008×横1035×高さ400

大学４年間の自分自身の成長と花の植物的成長を結びつけながら創造上の花を彫刻作品として制作しました。時間性に着目した形や色彩、配置に注目して様々な角度から見ていただきたいです。様々なことに悩んでいたこの１年間の思いを２作品を通して感じていただけると嬉しいです。

「変容」

石彫　札幌軟石　縦700×横500×高さ450

 「捻」

石彫　札幌軟石　縦400×横500×高さ500

精神の移ろいをテーマとし、札幌軟石を用いて制作を行なってきました。「捻」では先行きの見えない不安と焦りの気持ちにより移ろう精神を表現しようとねじれの形を基本とし、制作を行いました。「変容」では張りある自然で流動的な形を重ねることによって、流れと揺れ動く様子を表現しました。